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クレジットカードの不正利用が多発!被害にあったときに取るべき対処とは?

クレジットカードの不正利用 豆知識

近年クレジットカード不正利用が多数報告されており、もし自分に被害が発生した場合には迅速かつ適切な対応が必要です。

今回の記事ではクレジットカードが不正利用された場合に取るべき対処法について解説します。

不正利用を発見した時の初動対応

不正利用の確認

まず最初に行うべきことは不正利用の事実を確認することです。

クレジットカードの明細書や履歴を細かく確認し、そこに覚えのない支払いが含まれていないかをチェックします。

もし身に覚えのない決済があった場合には詳しく調査する必要があります。

具体的には次のような点を確認します。

  • 決済日時
  • 購入店(店名やオンラインサイト名)
  • 決済金額

こんな買い物した覚えがないなぁ・・

特にオンラインでの取引に関しては、他人があなたの情報を使って買い物をした可能性があるため、詳細に調べることが重要です。

取引の詳細をメモする

不正利用が確認された場合にはその取引についてしっかりメモを取っておきましょう。

取引日時・金・取引先名など、後でクレジットカード会社に報告する際に役立ちます。

クレジットカード会社へ連絡

不正利用の報告

不正利用が確認できたら速やかにクレジットカード会社に連絡しましょう。

クレジットカード会社の多くは24時間体制で不正利用に関する対応窓口を設けています。

すぐにカード会社の窓口に連絡してくださいね。

カードの裏面に記載された電話番号やインターネットによるカスタマーサポートに連絡をとり、以下の情報を伝えます。

  • クレジットカード番号(カードの番号を伝える必要はない場合もありますが、確認のために準備しておくとよい)
  • 不正利用された取引の詳細(日時、金額、店舗名など)
  • カード利用に心当たりがないことの説明

また、クレジットカード会社によっては公式サイトやアプリから不正利用報告を行うこともできるでしょう。

現カードの利用停止と新カードの発行依頼

不正利用を報告した際にはカードを一時的に停止してもらうように依頼します。

これにより今後の不正利用を防止することができます。

そして新しいカードを発行してもらうよう伝えてください。

返金手続きの確認

クレジットカード会社に不正利用の事実を報告した後、その返金手続きについて確認しましょう。

多くのクレジットカード会社では被害が確認された場合に取引金額を返金する「不正利用の保護制度」を設けています。

ただし、返金に関しては所定の手続きが必要となり、一定の期間を要することがあります。

警察への通報

不正利用の証拠収集

クレジットカードの不正利用が発生した場合には警察に通報することが推奨されます。

大きな金額を不正利用された場合や、犯人が特定できる情報がある場合には、警察への通報が重要です。

通報するにあたっては以下の情報を準備しておきましょう。

  • 不正利用の詳細(日時、金額、取引先など)
  • クレジットカード会社への報告内容
  • 取引履歴や証拠となる文書(例えば、カード明細書のコピーなど)
警察に説明する人
不正利用の詳細を警察に通報

警察に通報した場合、後に捜査の進捗連絡があることもありますので、連絡先を正確に伝えておくことが大切です。

クレジットカード会社による調査と対応

不正利用の調査

クレジットカード会社は報告を受けた不正利用に関して調査を行います。

この調査では「取引先の確認」「購入者情報の確認」「IPアドレスやデバイス情報の追跡」などが行われます。

調査には一定の時間がかかる場合がありますが、通常は調査結果を報告してくれます。

不正利用の保証

多くのクレジットカード会社は不正利用に対して保証をしてくれます。

保証内容は会社によって異なりますが、通常は不正利用された分の金額を返金してもらえます。

保証の適用には「報告が早期であること」や「カードの利用停止手続きを取っていること」などが条件となる場合があります。

法的措置の検討

不正利用された金額が非常に大きな場合や、犯人が特定できた場合には、クレジットカード会社が法的措置を取ることもあります。

このときには被害者が証拠を提供し、警察と協力することが求められることがあります。

不正利用の予防策

セキュリティ対策の強化

不正利用を事前に防ぐためにはセキュリティ対策を強化することが大切です。

以下のような対策を検討しておきましょう。

パスワードの強化

オンラインでの支払いに利用するパスワードやIDを強化しましょう。

推測されにくいものに再設定し、定期的に変更することをお勧めします。

二段階認証の導入

クレジットカードやオンラインバンキングで二段階認証を導入することにより、より安全に取引を行うことができます。

二段階認証する人
二段階認証を導入しよう
カード情報の管理を厳密に

信頼性を確認できないWi-Fiを使ってのオンラインショッピングは避けるなど、カード情報漏洩に注意を払いましょう。

クレジットカード利用明細の定期的確認

クレジットカード利用明細を定期的に確認する習慣をつけましょう。

日常的に明細をチェックすることにより不正利用を早期に発見することが可能となります。

自分が決済した内容にまちがいなし!

クレジットカードの通知機能を活用

クレジットカードによっては利用明細や取引情報にアラートを設定できる機能があります。

利用額が設定金額を超えた場合や、新規取引が行われた場合に通知が来る機能を利用することで、不正利用を早期に察知することができます。

まとめ

クレジットカードを不正利用された際は迅速に対応することが重要です。

まずはクレジットカード会社に報告し、カード利用停止や新カードの発行、そして返金の手続きを行います。

その後は警察にも通報します。

さらに今後の不正利用を防ぐためにもセキュリティ対策を強化し、利用明細の定期的な確認や利用通知機能の導入を検討しましょう。

(※)本記事のカード情報は規約改定等の理由で現状と異なる場合があります。ご了承ください。

豆知識
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